一番強いと思われるとき引退したかった。
そう言い残し引退した魔裟斗選手。
しかし実際はある理由にあったのです。
旧K-1未払い問題
PRIDE消滅の数年後にK-1も破産に追い込まれました。
石井館長が脱税で逮捕後、編集者の谷川貞治さんにK-1の運営が託されました。
しかし実力主義ではなくテレビ受けのモンスター路線によって旧K-1は、人気低迷で倒産しました。
そして試合を幾度としてもファイトマネーは現在も未払いのままの選手が多数いるのです。
いくら訴えかけてもK-1は、だんまり。
その問題のトップが元K-1プロデューサー谷川貞治さんです。
現在は巌流島などの大会を開催しております。
しかし選手を発掘する目利きはピカイチのようです。
確かに未払いはよくありませんがなぜ未払いでも捕まらないのかというとこれはビジネスだからです。
会社が潰れたら給料を払わなくていいのと同じでK-1が潰れてしまったら契約上、払わなくてもいいらしいのです。
魔裟斗の引退理由も
実はK-1の顔の魔裟斗選手はK-1の経営が厳しい状況なのを察していました。
引退の理由もその一つだったそうです。
トーナメントに優勝した年も「先にお金を振り込んでくれなかったら会見にはでない」と頑なに言い放ったそうです。
さすがの人気選手の魔裟斗選手に出場してもらえなければ大問題となってしまうので払ったようで魔裟斗選手は未払い問題の被害には合わなかったそうな。
しかし「2009年頃が潮時だと思った」とおっしゃっていたとおりその後、引退なされました。
ファイトマネーの件がなければまだ魔裟斗選手を見れたかと思うともったいないですね。
ちなみに引退する前5年のファイトマネーは、年間億を超えていたそうです。
さすがカリスマは違いますね。
宮田和幸も貰ってなかった
現在RIZINに選手を輩出して大活躍の宮田和幸選手も被害者でした。
かなりの額を現在でも未払いのままでYouTubeで高谷選手、所選手、須藤元気選手の同窓会の会で驚かせていました。
他の三人も、もしかしたら未払いの被害者だったかもしれませんがその場では公言しませんでした。
宮田選手は、SNSでも未払いの件を発信していましたからね。
なんと日本人で二番目に未払い額はでかいそうです。
K-1プロデューサーの谷川さんはさすがに気まずくて近づいてこないらしいですが石井館長は悪そびれることなく「宮田く~ん」と話しかけてくるので図太いなと思っているそうです。
小比類巻もタダ働き
小比類巻選手も未払いの被害にあっていました。
合計で4試合分貰っていなくて最後に「ファイトマネーを頂けないのならば試合はできません」と断って以降試合をしていないそうです。
現在も未払いのままだそうです。
魔裟斗選手の話を聞いたとき悔しそうにしていたのが印象的でした。
武蔵は貰えていた?
日本人唯一のヘビー級と渡り合ってきた武蔵選手。
武蔵選手は正道会館出身で石井館長とは深い親交があります。
魔裟斗選手は高級料理に招待されるのに武蔵選手は餃子の王将だったりと石井館長からは手厳しい扱いをされていました。
そんなことだから未払いなのだろうと思っていたら武蔵選手は「俺はきちんと貰っていたで」とあっけらかんと発言。
しかし表情が絶対に口を割らないといった、何とも言えない顔つきでした。
もしかしたら裏で絶対に公言するなと口止めをされていたのかもしれません。
あくまで私の予想です。
まさかのピーターアーツも
外国人はお金に厳しいですがあのピーターアーツも被害に遭われているそうです。
他にもレイセフォーもその一人と聞いたことがあります。
まとめ
現在では考えられませんが昔の格闘技界は裏社会の組織との繋がりやファイトマネー未払いなど真っ黒でした。
選手もそうとう無理させられていたようです。
そして谷川貞治が悪いように聞こえますが暴露本では実際の親権は石井館長が持っていたということも書かれていました。
真実は闇の中ですが昔の格闘技界は荒れていたのは事実のようです。
今後は選手をもっと大切にできる団体がふえるといいですね。
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