7月28日に決定したパッキャオvs安保ルキヤ。
当初は鈴木千裕選手でしたが怪我の為、安保選手が代打で出場になりました。
この試合勝算は0ではありません。
その理由を説明したいと思います。
パッキャオに階級の常識は通用しない
パッキャオ選手は実質8階級制覇した化け物です。
当初50キロのフライ級で世界チャンピオンになりそこから、ほぼ70キロのスーパーウェルターまで制覇しています。
これは格闘技を知っている方からすればとんでもない偉業なことは明白でしょう。
50キロと言えば女の子くらいの体重ですからね。
それが70キロで当日には80キロ近くなる大男たちの猛者の階級で世界チャンピオンに君臨していたのですから。
パッキャオの体格は身長166のリーチが170。
安保選手は身長180のリーチ185。
かなりの差がありますが今まではこの対格差を関係なくなぎ倒してきています。
亀田興毅さんも現役当時はパッキャオに憧れていましたね。
まさにアジアの英雄なのです。
井上尚弥より実績は上
井上尚弥選手は現在日本の宝。
パウンドフォーパウンド1位にも選ばれ世界のモンスターのまで成り上りました。
しかし実績では165センチの井上選手はライトフライ級からスーパーバンタムの55キロまでしか達成していません。
フェザーの57キロがギリだろうというレベルです。しかし70キロを達成したパッキャオ。
いかにパッキャオが異次元なのがわかると思います。
見た目は魔裟斗選手も農家のおじさんみたいとおっしゃっていましたがヤバさは格闘家ならわかるはずです。
安保の勝算は?
安保選手の勝算は正直厳しいと思います。
しかし格闘技に絶対はありません。
今まで安保選手もブレイキングダウンでK-1ヘビー級のシリルアビディ、RIZINヘビー級のスダリオ剛に勝利しています。
しかも対格差は今回のパッキャオとは違い大男のヘビー級。
これもまた異次元の偉業です。
普段70キロで戦っている男が100キロ越えのヘビー級に勝つなんてありえないんです。
そこでカギになるのがブレイキングダウンの1分というルールにありました。
スダリオ、安保の因縁の記事はこちら
安保の人気が海外ですごいの記事はこちら
3分3ラウンドというルールに勝算あり
勝算はルールにあります。
ボクシングは長距離走のポイントゲーム。
キックボクシングは短距離走の当てたもん勝ちケンカルール。
この3ラウンドがカギになります。
スタミナを削ることができないため短距離走でのポイントゲームは難しいです。
なので玉砕覚悟で長いリーチを活かした超攻撃型スタイルで短期決着を狙えば安保選手にも勝機はあります。
まとめ
とは言いつつ安保選手の勝利はかなり厳しいと思います。
しかしもし勝利するようなことがあるとしたら世界に安保選手の名前とRIZINの名前が知れ渡ることになります。
昔のころのように格闘技と言えば日本といわれる未来を来させるために是非安保選手の勝利を願っています。
将来RIZINバーサスUFCが実現できる日もそう遠くはないのかもしれません。
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