3月17日に行われたK-1とRISEの対抗戦で中村寛vs与座の試合が行われました。
しかし与座の攻撃が金的かKOかで大問題へと発展してしまいました。
試合をみて個人的な感想を述べたいと思います。
試合内容
試合内容はいつもならガンガンいく中村選手が冷静にコツコツと攻めているというか攻めあぐねている印象。
与座選手はいつも通りローとミドルを多用して淡々と攻めていきます。
私の印象では中村選手のよさを与座選手が消している感じですね。
これは与座の判定勝ちかなと思われた最終ラウンドに与座選手の蹴りが中村選手の内ももあたりに入り金的でダウン。
金的かと思いきや和田レフェリーはダウンのカウントをはじめテンカウントで試合終了、与座のKO勝利。
しかしもちろん審議が行われ結果は「ウチモモに蹴りが入りKO金的ではない」と和田レフェリーが直々にマイクで発表。
長年格闘技を見ていますがこんなハプニングは初めてです。
内ももでKOなんてありえないですからね。
まあ確かにあのまま試合続行なら中村選手は負けるので時間稼ぎしたかったようにも見えました。
しかし内ももあたりでも金的にダメージがあるのもわかります。
結局真実は闇の中で後日再審議で後味の悪い終わりでした。
与座の言い分
金的だとは思っていない。
再戦して決着つければいい。
とのこと。
中村寛の言い分
どう見ても金的だがあれこれ言うつもりはない。負けでいい。
再戦は相手が弱かったのでどうでもいい
とのこと。
中村寛のメンタルの弱さ、ネットの反応
あの試合内容で相手が弱かったはどうかと思いましたね。
ネットの反応も中村にはがっかりした、あの内容で与座が弱いはないだろ、再戦したがれよ。など批判が目立ちました。
中村選手はメンタルが弱いところがあり自分のパンチが通用しないとなると急に消極的になってしまいます。
あの殺傷能力のある攻撃に頼ってきたから確かに通用しないと来たら自身なくなりますよね。
和田レフェリーの言い分
皇治選手と青木真也選手のYouTubeに翌日出演なさっていて言い分を聞くことができました。
「私は選手の人生がかかっているからテキトーなジャッジはできない、命をかけてレフェリーをしている」「むくわれる職業じゃない、批判されることはあってもほめられることはない」と熱弁されておりました
初めは自分のミスを認めたくない頑固レフェリーだと思っていましたがとても選手のことを考えるすばらしいレフェリーだと感動しました。
青木選手も「今回の事件が和田レフェリーでよかった、新人なら耐えられない」といっておられて確かにとおもいました。レフェリーの酸いも甘いもしったベテランですからね。
皇治選手も「和田レフェリーなら安心して試合できる」とかなり信頼をよせているようでした。
後日試合結果決定
試合結果は与座選手のKO勝ちは取り消されて、金的が起こるまでの判定になり結果与座選手の判定勝ちになりました。
再戦してもいいですが結果は同じになるでしょう。
まとめ
今回は中村寛vs与座の対抗戦で起こった金的トラブルについてまとめさせてもらいました。
レフェリーの考えや思いがわかりとても為になりました。
格闘技を長年見てきましたがレフェリーの考えなどに注視したことがありませんでしたがこれほどプライドをもってのぞまれていることに感動しました。
大会前の記事はこちら
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