今回は5月6日に東京ドームで試合が決定した、井上尚弥選手とルイスネリ選手について深堀りしたいと思います。
悪童ネリの過去 山中戦
ルイスネリは過去に日本で行われた世界戦で二度も体重超過して挙句の果てにドーピングチェックでも陽性判断された経歴を持ちます。
しかも憎いことにその二試合とのKO勝ちで恐ろしいほどの強さです。
その犠牲者になったのが世界バンタム級世界王者の山中慎介選手です。
当時は山中に勝てる選手はいないといわれるほどの強さでそんな選手が体重超過のネリにKOされるのはとてもショックでした。しかもドーピングまで発見されるとは、ネリは日本人ボクシングファンすべてを敵にまわしたのです。
ファイトスタイル
ネリは型にはまらないファイトスタイルです。
どの体制からも強打が打ててKO率がとても高く危険なファイターです。
対する我らが日本の宝、井上尚弥選手も強打が武器で遠い距離からの踏み込むスピードなど桁外れです。
正直ネリも井上選手もスーパーバンタム級にしては身長は小柄です。通常スーパーバンタム級は170センチ以上が多いです。
二人とも165センチほどしかありません。
165センチならフライ~バンタムが適正だと思います。
だからこそ、この体格でスーパーバンタムで勝ち続けるのがすごいのです。
お互い強打が武器でイケイケのファイトスタイル。
面白くないわけがありません。
元世界王者たちの予想
元スーパーフェザー級チャンピオンの内山さんは後半に井上選手選手のボディーでのKO勝ちと予想
元フライ級チャンピオンの内藤大助さんは3ラウンドに井上選手のKO勝ちと予想、しかしネリの1RKO勝ちもあり得るとのことでした。確かに当時神の左と恐れられていた山中チャンピオンから早期ラウンドでのKOは度肝を抜かれたしありえるかもですね。
渡嘉敷さんの意見としてはとにかく体重超過とドーピングだともうしております。
確かに過去にこれだけ悪事をはたらいておりながら未だにボクシング界にいれることが奇跡だと思います。
やはり実力と人気があるため金をよべる選手は重宝されるのでしょう
ボクシングにおいての体重超過
格闘技やボクシングにおいて体重超過は絶対の禁忌です。
よく500グラムオーバーですとかありますが、たったの500グラムですがかなり影響があります。
それが軽量級になればなるほど影響はでかいです。
だからボクシングは軽量級ほど体重がグラム単位で階級が変わるのです。
ですので近年総合格闘技で3キロオーバーなどよく見かけますがありえない数字です。
ですがそこで試合をキャンセルするとお客さんにも運営的にも大打撃になります。
ですから選手は無理をしてでも試合をするのです。
年末のRIZINでも朝倉海選手がこれをくらっていましたね。勝ったので英雄ですが負けていれば地獄ですからね。
過去にもそれで亀田大毅さんや山中さんが犠牲になっています。
亀田大毅さんに関しては相手が悪いのに負けてもチャンピオンのままだというルールで批判を受けていました。
地上波放送あり
まだ発表されていませんが地上波放送の可能性があるようです。
世紀の一戦ですので綺麗な大画面でしかも無料とか最高ですね。
まとめ
二度の体重超過とドーピングで日本のボクシング界を汚したルイスネリ
山中選手の仇を打てるのは井上選手しかいないでしょう
しかし山中選手的には自分を倒したネリが勝った方が自身の評価が下がらないのでいいでしょうね(笑)
この試合は面白いこと間違いなしです。
2017年と2018年の過ちを井上選手に成敗してもらいたいですね。
地上波の可能性もあるとのことなので楽しみで仕方ないです。
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