トラックドライバーの過酷な労働2024年問題をどう解決するのか

私の経験からトラックドライバーの現状を教えたいと思います。

すべての会社がそうというわけじゃなく私の経験なので参考までにしてください。

運送業と配送の違い

基本的な違いは大まかにいうと緑ナンバーが運送業、白ナンバーが自社便で配送というイメージです。

運送業は下請けなのでお金は稼げますが労働環境が悪くよほど体力がある方しか続かないでしょう。

自社便は自分の会社の配送の部署というイメージで仕事は比較的にまだ楽ですがあまり稼げないです(楽と言っても肉体労働なのでそれなりの体力は必要)

仕事内容や将来性

トラックドライバーは運転が仕事と思われがちですが言ったら現場までトラックで向かってるイメージです。

現場では10トン分の小麦粉を手卸しで作業をしたり真冬でも汗だくになります。

将来性は皆無です。

体が動かなくなったらお払い箱だし事故を起こして借金のためにやめられない先輩を何人かみてきました。

ずっと単調な作業なのでスキルが身につくと言っても運転くらいだし給料があがり出世など夢のまた夢です。

しかし一人での仕事は気が楽でストレスでご飯が食べれないとかはありません。

先輩方がよく言うセリフはこの仕事について飯がうまくなったです。

会社で嫌なことがあると食欲すらなくなりますからね、その点この仕事はいいかもです。

2024年問題

働き方改革によって労働時間が年間960時間に制限されて長距離など走れなくなる問題ですね。

長距離を走っているドライバーからしたらお金を稼げなくなるので逆に困ってタクシー会社などに転職を考えているようです。

私はお金より自由が欲しいのでうれしい改革ですが稼げなくなるにしても限度がありますけどね、もはやパートレベルのお給料ならこまりますね。

実際2024年に入り実情は法律の抜け道を探し労働状況は大手を除き改善するどころか改悪されているようですね。

ちなみにうちの会社は休憩時間は取れていないのに取れているかの如く改ざんされていますね。

どこも似たようなものでしょうがホントやめたくなります。

労働時間

ぶっちゃけ朝はみんなが寝てるうちから出勤しみんなが寝始めるころ帰宅のイメージです。

休みも週一だしひどい時は土曜のPM11じに仕事が終わり翌日の日曜のPM11時に会社行かなければならないルートもありました。

会社の言い分としては24時間休んだんだからそれが休日だ。らしいです。

あほらしくなって私はやめました。

年収

昔は大型の長距離をしていれば年収1000万ほどだったらしいのですが現在は労働時間に見合わないほどの給料みたいです

私は手取り22万のボーナスなしでした。

基本運送業はボーナスがない所が多いです。

休憩時間

運転が休憩時間です。

健康が大事

健康に自信がないとこの仕事は続かないと思います。

腹痛など起こしやすい方は難しいでしょう、すぐトイレにいけませんからね。

風邪などひいたら地獄です。

出発したら自分ひとり、誰も助けてくれませんからね

紫外線対策

余談ですが日焼け止めはしっかり塗っておきましょう若い時はニキビができやすくなり、年をとるとシワやたるみが同年代よりひどい気がします。

まとめ

これが私が経験してきたトラックドライバーの現実です。

すべての会社がこうではないと思いますがこういった現実も存在します。

あと雪の日が大変です

普通の会社員は雪で会社に行けませんとか言いますがトラックドライバーは会社に行くのは当たり前。

そこから山間部や大渋滞の危険な場所の最先端に特攻しなければなりません。しかも寒い中てをかじかませながらチェーンを装着しなければなりません。

しかし人間関係はいいです。

強面が多いですがこんな最悪の労働環境でも辞めず働く器の大きい男だらけなのでみんな優しいひとが多いです。

楽な会社ほど性格が悪い人が多いですからね。

一応これが現実なので転職を考えている方は覚悟して挑んでください

健闘を祈ります。

弱者男性問題の記事はこちら

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