近年、ボクシングでの死亡事故が多発しています。
そこで私の経験から原因を調査しました。
ボクシング事故の一番の原因は脳へのダメージ
ボクシングはパンチで相手の頭部を殴る競技です。
近年、MMAのような寝技での関節技、キックボクシングでの足への攻撃と違い脳みそへのダメージが一番多く危険だと言われているのがボクシングです。
特に体重の重たい階級と違い60キロ以下の軽量級では一発で失神することが少なく徐々にダメージが蓄積し気づいたころには危険な状態までなることが多いと言われています。
自身が経験した驚きの感覚は首への衝撃
私も以前ボクシングをしていましたが一番の驚きはヘットギアと呼ばれる防具をしていたとしても首への衝撃です。
まるで首から上が交通事故に遭ったかのように激痛が走ります。
運が悪ければ下半身不随になるのもうなずけます。
ろれつが回らない
パンチドランカーと言って脳にダメージが蓄積されると呂律が回らなくなりしゃべれなくなります。
有名どころで言ったら辰吉丈一郎選手がそうでしょう。
この症状は面白い試合をする選手に多く見られるのが残酷なところです。
急激な水抜きが原因との噂も
近年の死亡事故が多発している要因は無理な水抜きだと言われています。
水抜きとは半身浴などで大量に汗を出し体重を減らす方法で昔はご飯を食べない減量方でしたが近年は水抜きでの減量が主流です。
一気に水を抜きますのでまた水を取り入れると大きい体にすぐ戻れるメリットがあるからです。
同じ大会で同時に二人が死去
2025年8月2日にボクシングの大会が行われました。
そこで若い二人のボクサーが急性硬膜下血腫の為、試合後に亡くなっています。
ライト級日本タイトルの挑戦者決定戦のあと、意識不明となっていた浦川大将選手はその月の9日に。
28歳の神足茂利選手が8日に亡くなっています。
お互い試合後に体調不良になり意識不明に。
今後のボクシング協会で主なルールの見直しなどが行われることでしょう。
亀田の弟子、銀次郎も
亀田興毅の弟子、銀次郎選手も試合後体調不良で意識不明に陥りICUで何とか命を取り留めました。
銀次郎選手もミニマム級という最軽量の階級でした。
現在はこの事故をきっかけに引退されております。
亀田史郎はスパーリングが原因と
亀田史郎さんはボクサーの一番の事故の原因は日々のスパーリングと言われています。
試合だけと思われがちですが選手たちは普段からガチンコで殴り合いダメージが蓄積されています。
近年、本気でやるスパーリングはしないジムが増えてきていますが未だに古風なやり方をしているジムが多いのは確かです。
まとめ
ボクシングは格闘技の中で一番脳へのダメージが多く危険な競技。
ヘットギアをしていても衝撃は交通事故並み。
減量方が原因との噂も
同大会で二人も死亡の異例自体に。
亀田史郎さんはスパーリングを見直すべきと。
いかがだったでしょうか。格闘技は人を魅了しますがそれだけ危険な競技です。
RIZINやK-1でもこのような事故が起こらないことを祈ります。
コメント